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藤原一成×小田垣栄司
2013.11.21
農業をリアルに感じられない時代だから、農家と消費者を繋げていきたい。

第4回

文化の根本にあるのは、食文化。それを大事にしたい

藤原一成 ゾイシア株式会社代表取締役 novita 小田垣栄司

小田垣
僕も農業についてはかなり調べていて、いまの日本の農業って、問題も多いじゃないですか。
藤原
マジメに、いい作物を作ろうとこだわる農家ほど苦労するって話はありますね。
さっきの観光農園やテレビ番組の話もそうですけど、みんなうすうす気付いていて、自分の食べるものについてきちんと知りたいって気持ちはあるんだと思うんです。江戸時代は人口の3/4が農業で、明治時代でも2/3、いまは3%ですからね。農業がリアルに感じられない。
小田垣
リアルじゃないから、間違った知識も横行しちゃう。リテラシーの問題もありますよね。
藤原
僕の子どもの頃、親戚のおじさんが毎年みかんを送ってくれたんですよ。
それを食べながら「今年のはあまいな」「すっぱいな」なんて言ってる。これって文化的に高度なことだと思うんですよ。
野菜を食べて苦かったら「チッ素が多いな」って言えるのって、おしゃれじゃないですか(笑
小田垣
わかってる!って感じ、しますよね(笑
藤原
文化の根本って食べものだと思うんです。
これから日本が衰退していくだろうってときに、いかに格好良く衰退していくか。イタリアやスペインって、あれだけ失敗してるのに格好いいじゃないですか。その要因の一つには、食文化の成熟度ってあると思うんです。
小田垣
あれだけ失敗しているのに、イタリアのワインとか皮製品とか、自動車とか、欲しいと思いますもんね。
藤原
さっきのリテラシーも、僕はTPPでいろんな国の農産物が入ってくることは賛成なんです。
でも、そのいろんな食材を自分で選べるだけのリテラシーって、まだ日本人には無い。だから、『さんちょく!』を急いでいるところもあります。
藤原一成
ゾイシア株式会社代表取締役
1982年:静岡市生まれ
2006年:横浜国立大学教育人間科学部マルチメディア文化課程卒業
大学卒業後、映画配給会社、ウェブ制作会社を経て、2008年より5年間、ACCESSPORT株式会社にてインターネットサービス運営に従事。Woopie動画検索事業、インターネット広告事業、aimaゲームプラットフォーム事業の立ち上げ及び事業責任者を務める。
2013年より現職。

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